完登 The Progression day6

10/26

先週、カムセット&ロープ引いての疑似リードトップロープで奇しくもノーテンで登れてしまったのでリードをしないわけにもいかずこの日は初っ端からリードトライ。

1st try (19th)

 例のごとくジュマンジでアップ。いつもと違うのはトップロープをかけないところ。テラスまでは新規追加したプーリー付きカラビナを惜しみなく使いプロテクション4つ。テラスで息を整える。緊張からか「おえっ」となる。いざ参る。ムーブは毎晩イメージした。

 出だしはスムーズだが、トーテム黒のセットからペースがおかしい。その後の観音開きでも手こずり、0.2/0.3をセットすることにはよれきっていた。セット&クリップを同じ手ですることができず想定通り左でセットしたが保持しきれず右手でクリップ。デッド体勢に入る頃には腕の張りを感じていた。ガバまで届くもその後がうまく出せずモジモジしているうちにフォール。フォールは1mくらいでカムも問題なさそう。次の便に疲れを残さないように逐一テンションを入れつつトップアウト。思ったより時間かかるかもな?と思いつつ、そういえば前回も1便目はデッド取ったあとに落ちたなと。もしかしたらアップ不足かもしれないと次にそなえる。さすがにアップは十分。

2nd try(20th) RP!!

 ビレイを挟みつつ1時間ほどで2nd try。幸いなことに腕の張りはない。とは言え先ほどのトライの感触は悪く、また心配していた0.2/0.3がフォールにも問題なく耐えられそうで少し気が楽になっていた。先程のトライを踏まえてどれだけ省エネでデッドまで行くかを考えた。やはり0.2/0.3は咥えた方がよさそうだ。

 下部は問題なし。先程より気が楽とはいえやはりテラスでは「おえっ」となる。少し長めのレストを挟んで、しっかりとチョークアップして離陸。0.2/0.3もくわえた。デッド体勢に入るが腕の疲労感はだいぶよい。デッドでガバを取ってからはとにかく吠える。ガバに立ち込みレスト。ここまでつながった。あとは慎重に。レイバックゾーンは疲労は溜まりつつもスムーズ。身体を返し最後のレストポイント。ずっといても仕方がないのである程度回復したら登りだす。トーテム青は想定から変更し下からセット。ハンド取ったあとも消耗する前にムーブを出す。遠い核心は少し甘かったが、声を出し身体を引き付ける。上でカムを取る想定もあったがそこそこの疲労感もありランナウトで進む。最後のピンチガバをとり安定したテラスにあがる。終了点にクリップ前だが声が出る。やったぞ!

 プログレッションと向き合った日々。日数だと6日だが20便もだした。スマートとは程遠いが登れてよかった。イメージでは100回くらい登っているのでは?とくにトップロープノーテンからは毎晩寝る前にイメージしてた。登れてうれしい気持ちもあるが、これだけ向き合うと愛着も湧いてくる。そんな感じで大いに寂しさがある。

 グレードに関しては初登時は5.12d/13a。でも最新のトポだと5.13a、このグレード帯は登ってないのでわからないが登ってしまえば5.12d/13aが妥当かな?とも思う。でもこの課題を登った経験豊富なクライマーたちの意見も踏まえて5.13aならそういうことにしておこう。5.13aであってくれ!という祈りも含まれてる気もするが、、

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